投げ釣りの魅力




ご挨拶
  投げ釣り愛好家の皆さんこんにちは。全日本サーフ東京協会会長の谷沢です。最初に私たちの組織のご案内を少しさせていただきます。全日本サーフは全国的な組織として、全国24の協会があり、約6000人の会員で構成されていて、投げ釣り愛好家の団体としては日本一の団体です。東京協会は、その内の1つの協会になるわけです。クラブは4つあり、会員は現在約100人で、女性会員も6人います。年間の行事としては、協会カレイ釣り大会、キス釣り名人戦、キャスティング大会、投げ釣りフェスティバルが主要な事業になっています。各事業を進めるに当たっては、各クラブがプロジェクトとなり責任をもって取り組んでいます。

  この投げ釣りフェスティバルも東京協会の事業として回を重ねてきました。参加者の方も毎年多くなり、この事業も広く認知されてきたものと考えております。最近、本事業と同種の投げ釣り教室と名を打ったイベントも他で行われ始めているようですが、東京協会が行っている、この投げ釣りフェスティバルの影響が多かれ少なかれあると考えています。それぞれの団体、クラブが自主的に企画・運営し取り組んでいくことは大変良いことだと思い、投げ釣り界全体の活性化につながるものと期待します。
 
  近頃、自然に親しみたい、自然ともっと遊びたいといった方が増えていると思います。そのための手段の1つに釣りも入ると言えます。特に海での釣りは対象となる魚も多く、手ごろな道具で楽しむことができます。特に投げ釣りは「遠くに投げる」と「魚を釣る」を合わせ持っていて、スポーツ性もあることが楽しさの大きな要素になっており、初めて釣りをする方にとってはお勧めの釣りだと考えます。

 広い海原に向かって思い切り投げて、自分の作った仕掛けにキスやカレイ等が掛かってきた時には、本当に嬉しさがこみ上げてくると思います。もう病みつきになること間違いありません。しかし、楽しさだけでなく注意しなければならないこともあります。例えば、投げ方が悪かったら、とんでもない方向にオモリが飛んでしまい危険です。また、気象状況にも注意しなければなりません。天気図や天気予報を見て、海の状況や風の強さ方向も検討し安全を確認しなれば楽しい釣りはできません。投げ釣りには、学ぶことが多くあります。
 
  今回作成しましたテキストは、参加者の方から「フェスティバルで聞いたことや実際体験したことは、その時できるが後になると忘れてしまう」「家に帰ってから復習したい」「釣り場でいざやるとなると難しい」などの意見を受けて作成しました。フェスティバルは、主に初心者の方を対象としておりますので内容については、なるべく基本的なことを盛り込んであります。また、会員が協力して手作りで作成しましたから、一般に売られている本のような体裁にはなっておりません。しかし、随所にその良さもありますからご了承ください。

 最後に私たちは、単に釣りをするだけでなく、人々が釣りから得た様々な体験を通じ、個性的で豊かな人生を送ることができればと思っております。東京協会は、今後も投げ釣り発展のため努力していきたいと思います。そして、このテキストが愛好家の皆さんにとって少しでもお役に立てば幸いです。